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被災地からの短冊について

■平成23年度の取り組み

平成23年7月24(日)に宮城県仙台市の日本製紙クリネックススタジアム宮城で、プロ野球オールスターゲームが行われ、その際に日本野球機構が約3000人の津波被災地域の少年野球、中高の野球部員と親御さんやコーチを特別招待しました。
その子供たちや関係者が、当日球場の外で行われた、七夕の短冊に願い事を書いて笹に飾るイベントに参加され、思い思いに願い事を書いてくれました。
がんばろう!と自分を奮い立たせたり、復興を誓ったり、あるいは震災や津波でばらばらになった家族がまた集うことを願ったり、親切にしてもらった看護士を自分の将来の目標にしたり、とたくさんの短冊が集まりました。
いつかは、心から楽しんで野球を観戦したいという思いも書かれていて、短冊を見る者の心をうつ内容となっています。 被災地のイベントで集まった、被災された方々の心の叫びが見える思いもします。そして、私たちも必ず復興するぞ、と心に再確認をします。
是非、ご覧ください。

東北大学地域復興プロジェクト"HARU"顧問  村松淳司