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NCP(Nishinomiya College Project team)について

NCPとは
NCPとは、西宮市内大学・短期大学と西宮商工会議所、西宮市で構成する西宮市大学交流協議会の学生組織で、
Nishinomiya College Project teamの略称です。


NCP仙台七夕プロジェクトについて
このプロジェクトでは、「西宮にいながらできる支援」をコンセプトとして、 学生が行うことのできる長期的な支援を目指しています。


これまでの活動報告
『東日本大震災支援七夕プロジェクト』
<平成23年>
NCPでは「西宮にいながらできる支援」の一つの形として、大学生や市民の方々に協力して頂き、被災地に向けた思いのこもった短冊メッセージを集めました。そして、東北大学村松淳司教授と東北大学地域復興プロジェクト"HARU"の学生をお招きし、集まった短冊メッセージ3,095枚とカンパ金157,396円を無事受け渡すことができました。
受け渡した短冊は、その後、"HARU"の学生の手によって仙台七夕まつりで飾って頂き、東北の多くの方々に西宮からの短冊メッセージを見てもらうことができました。

<平成24年>
前年度に引き続き大学生や市民の方々にご協力を頂き、短冊メッセージ3,169枚とカンパ金105,720円を集めました。そして、東北大学地域復興プロジェクト"HARU"のご協力のもと、仙台七夕まつりで短冊メッセージを飾って頂きました。
甲南大学西宮キャンパスで行われた短冊受け渡し式では、短冊メッセージを受け渡すことに加え、"HARU"とNCPの活動報告や、東日本大震災のドキュメンタリー映画の上映会も行いました。



フリーペーパー『SMILE〜忘れない、忘れまい、3.11〜』の制作(2012年1月)
フリーペーパーを通して、東日本大震災によって被災した方々を支援したいと考えている大学生たちに、 震災から1年が経ついま、支援とは何かを考え、 自分たちにできる息の長い継続的な支援の形を模索してもらいたいと思い制作いたしました。 西宮市内大学・短期大学や市役所等に配架されておりますので、ぜひともご覧ください。



NCPの思い
東日本大震災が発生し、3度目の夏がやってきました。
昨年度に引き続き西宮でできる支援として、仙台七夕まつりで西宮からの思いを東北へ届けようと仙台七夕プロジェクトを進めてきました。

市民の方へ短冊メッセージを募集していると、4、5歳くらいでしょうか。女の子が「私も書くー」と言って、近寄ってきてくれました。女の子に説明し短冊とペンを渡すと、覚えたてであろう平仮名で一生懸命「こわかった」と短冊へ綴ってくれました。
震災が発生してから時間がたち、メディアでの報道もなかなかされなくなった今、地震が発生したあのときの「こわい」という気持ちが、薄れている方が多くいらっしゃるのではないかと感じます。しかし、決して過去のことにしてはいけないし、忘れてはいけないのです。だからこそ、今回のこのプロジェクトが西宮市民や西宮市内の大学に通う学生にとって、もう一度東北について考えるきっかけになってほしいと思います。
そして、仙台七夕まつりで短冊を見た東北の方々の心に西宮からのメッセージが響き、短冊を通して東北と西宮が繋がることができたら幸いです。

最後に、1日でも早く素敵な東北へと復興しますよう、これからもNCPでは西宮でできる支援を継続して行っていきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。